面接演習でお伺い調は避けたい
サーバントリーダーシップというものがあります。
NPO法人日本サーバント・リーダーシップ協会によるとサーバントリーダーシップは、ロバート・グリーンリーフという方が「リーダーである人は、まず相手に奉仕し、その後相手を導くものである」と提唱したことから生まれた考え方のようです。
さて、面接演習とサーバントリーダーシップがどうかかわってくるかということですが、別にサーバントリーダーシップを否定するつもりはさらさらありません。ただ、”まず相手に奉仕する”という部分を曲解して欲しくないだけです。
サーバントリーダーシップを紐解けば、非常に有用なリーダーシップの考え方が得られると思います。
しかし、単純に字面だけで分かったつもりになってしまうと、面接演習において”お伺い調”になってしまうのではないかと少々危惧してしまいます。
例えば、部下の行動是正を”お願いだからやってくれないかな”とか、”じゃあ僕が代わりにやっといてあげるから”のように要求するようであれば、面接演習で良い評価は得られません。
勿論それだけでは駄目ですが、管理職としてのポジションパワーは無くてはならないものです。
お伺い調の管理職に誰が従うでしょうか。
そういったことも含めて評価されるのが、面接演習なのです。
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