面接演習では下手な演技は逆効果
我々が、面接演習の対策講座を開催する中で、どうもぎこちなく型にはまった対応をする方がたまにおられます。
話を伺うと、先輩社員や同僚と勉強会を開く中で、アイスブレークはこのタイミングでこう入れるといったある種の型にはまった対応を身につけてしまってることが多いようです。
このように型にはまったような演技のような対応は逆効果になりかねないので注意が必要です。
例えば、アイスブレークは重要ですが、アイスブレークを入れることが目的ではありません。
とりあえずアイスブレークを入れておいて、話をとりあえず合わせて、それでは本題に入ります、というやり方は不自然になりがちです。
この場合重要なのは、面接の相手が現在どのような状況かを相手と共有し、距離を縮めることです。
その手段として所謂アイスブレークがあるだけです。
したがって、頑張って私生活や趣味について長々と聞き出す必要はありません。
これまで、社会人として社外・社内の関係者とお付き合いしてきたであろう皆さんは、本質的にすでにこうしたアイスブレークのような技術は身につけているはずです。
つまり、普段やっているようなことでいいのです。
例えば、久しぶりにあった同僚などには「最近どう?」なんて言葉を掛けることがあると思われますが、そういった相手に関心をもって問いかける何気ない一言も重要なアイスブレークになります。
面接演習においては、是非肩の力を抜いて、型にはまり過ぎないように臨んでください。
面接演習では下手な演技は逆効果関連ページ
- 面接演習ではコーチングが重要か
- 面接演習ではコーチングが重要かどうか考察をしています。
- 面接演習でお伺い調は避けたい
- 面接演習において、お伺い調になることは評価を下げる可能性があります。