面接演習攻略のコツ

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面接演習は、Interview Simulation略してISと呼ばれます。

通常の人事面接と異なるのは、ロールプレイング型面接だということです。受講生とアセッサ―がそれぞれ役を演じながら面接を行うということです。

役にも色々ありますが、最もオーソドックスなパターンが受講生が上司役、アセッサ―が部下役となるパターンです。
その他のパターンとしては、受講生が部下役、アセッサ―が上司役の具申だったり、受講生が管理者役、アセッサ―が協力会社役というパターンもあります。

時間的には最初に演習課題が手渡され約10分間の準備時間が与えられます。その後面接が概ね10分間で行われます。
多くの場合、インバスケット演習や分析発表演習の合間に連れだされることになります。
これはストレスをかけた状態に置き、受講生に演技させる余地を残さないという意図があります。

対人面の能力が観られます。対人能力から思考面が推測できる場合もあります。
対人面の能力としては、傾聴力、説得力、自律性、ストレス耐性など様々な能力を観られます。

対人面の能力は思考面に比べると比較的短期間で改善が可能と言われています。また、受講生とのグループ討議と違って相手はアセッサーのため、化学反応は最低限に抑えられますので、自身を改善することによる効果性は大きいと言えます。

それでは、何が攻略のコツになるのでしょうか。

あまりISが得意でない人に見られる傾向としては、「決めつけで、人の話を聞いているようで聞いていない」とか、「上位方針のメッセンジャー」、などがあります。
こういったことは長年知らず知らずのうちに習慣化し、無意識のうちに行動として表出しています。

面接を受けるまでもなく、貴方が日常で仕事をしているときに既に行動として出ている可能性があるのです。

相手との話のなかで頷き・相槌がなかったり、自分の意見を押し付けているだけということはありませんか。
または、上司の意見を鵜呑みにしている自分はありませんか。

従って、一度自分のコミュニケーションの癖を見なおしてみることをお勧めしています。

そういった日常の癖にまず気付くこと、これが面接攻略の第一歩となります。